デザイナーだけどマークデザインは苦手なあなたへ

デザイナーだけどマークデザインは苦手なあなたへ

「私もかつてはマークのデザインは苦手でした」

一口にグラフィックデザインといっても、その仕事内容は多岐に渡ります。実際のデザイン業務だけをとってみても細分化され、実際にそれぞれ専門職として取り組んでいる方も多くいます。また、環境や業態によっては全てひとりでデザインするというデザイナーも少なくありません。私もその1人です。文字を組むことや雑多な情報をきれいにレイアウトするのは元々好きでしたのでそれほど苦労することはありませんでしたが、配色とマークのデザインは苦手でした。
配色についてば経験を重ねてコツがつかめてきたり、ツールの使い方を勉強することによって上手くやれるようになりましたが、マークデザインはなかなか苦手意識が抜けませんでした。この方法に出会うまでは。。
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ロゴデザインの重要な要素 コンセプト・カラー・フォント

コンセプトの重要性

クライアントのビジネスの特徴や目的、ターゲット層などをしっかり理解していることが必須です。デザインの途中、迷ったときは一度この原点に戻り軌道修正することができます。
業種によってはトレンドや将来的に注目されそうな流れを取り入れることも大切ですが、本質的には流行りに流されず時間が経っても色あせない、人の意識に刷り込まれていくようなオリジナリティを持ったデザインを心がけましょう。

どのようにカラーを選択するか

カラーチャート
カラーチャート

基本的には企業やブランドのイメージカラーをメインにデザインしていきます。要素が多かったりして少し複雑になる場合はベースカラーと組み合わせて2色で。それでも間に合わないときはアクセントカラーを入れて3色くらいまでにしておきます。カラフルなマークを要望されることもあるかもしれませんが、その場合もグレースケールで使用されることも考え、多色であってもしっかりとトーンのコントラストをつけておきましょう。色彩理論などの基礎知識について学んでおくことも重要です。
配色に慣れないうちはAdobe colorなどのツールの使用をお勧めします。

フォントのによって表現できる印象が異なる

フォントを検討する
フォントを検討する

使うフォントによって大きく印象が左右されます。フォント選びは慣れないと難しいかもしれません。個人の感覚的なこともあるので教えるのが難しいポイントではあります。ただ、コンセプトやそのロゴマークつ作成する目的をしっかり頭に入れておくと世界観はつかめます。上品、元気、ナチュラル、スマート、大人っぽい、奔放、リーズナブルなどそれぞれのキーワードを考えると大まかな方向性のイメージはつきます。その範疇でべースになるフォントを見繕ってみましょう。場合によっては作字することも選択肢に入れておきます。さ街中やweb上で見るまざまなロゴやマークをよく観察してそのフォントが使われている理由を考える習慣をつけましょう。

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ロゴマークデザインの効率良いプロセス

ブレインストーミング

ブレインストーミング
ブレインストーミング

まずはコンセプトを元にクライアントの要望やビジョンを理解し、ブレインストーミングを行います。可能なら他人の意見も聞いてみましょう。
アイデアをたくさん出しその中から優れた候補を選び出します。この際アイデアの自由度を高くし、縛りを少なくすることで、クリエイティブな発想が生まれやすくなります。
できるできないは一旦置いておいて、考えつく限りアイデアを出してみます。その後コンセプトに整合しているかなどを精査していきロゴマークのアイデアを絞り込みます。

スケッチをしてアイデアをまとめる

マークデザインスケッチ
マークデザインスケッチ

ブレインストーミングで出たアイデアを元に、紙やスケッチブックにスケッチをしてまとめます。この際、デザインの大枠やデザインの方向性を決めることが重要です。
現実的な数まで絞り込むことができたら、それを元にトレースして肩とを整えていきます。
元々絵が得意でない人や、トレースが苦手な人にはちょっとしんどい作業になるかもしれませんが、下に書く方法を習得すれば何の問題もありません。ひとまず経験として頑張ってトレースしていきましょう。

フィードバックをもらう

クライアントのフィードバックを受ける
クライアントのフィードバックを受ける

ひとまずデザインが完成したら、クライアントにフィードバックをもらいましょう。クライアントからのフィードバックをもとに、修正を行います。クライアントとのやりとりを繰り返しながら、最終的なデザインを仕上げします。スムーズに進めるためにはクライアントとのコミュニケーションを重視し、アイデアの出し方やデザインツールの使い方などを工夫することが大切です。

ロゴマークデザインの品質向上のためには?

シンプルなデザインにする

ロゴマークデザインは、印象的かつシンプルなデザインが求められます。デザインに過剰な要素を加えたり、必要以上に文字に使用したりすることは避け、印象的なデザインに仕上げるよう心がけましょう。

デザインのバリエーションを提案する

バリエーションを提案
バリエーションを提案

クライアントに複数のデザインバリエーションを提案することで、クライアントの好みに合わせたデザインを選択できるようになります。複数のデザインバリエーションを提案することで、ロゴマークデザインの品質向上につながります。1案だけ校正を出してそれをいじくり回すよりも効率よく完成に近づけることにもなります。

ツールを使いこなす

マークデザインの教科書の内容
マークデザインの教科書の内容

ロゴマークデザインには、Illustratorなどのツールを使用することが一般的です。これらのツールを使いこなし、デザインの効率化や精度向上に取り組むことで、ロゴマークデザインの品質を向上させることができます。

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Adobe Illustrator マークデザインの教科書

スケッチのジレンマ

私は絵を描くことが得意ではありません。ロゴマークのラフスケッチをしていても思うような線が描けないこともよくあります。なので、スケッチからデザインを起こす工程も苦手です。ペンツールでトレースする際にも手動だとどうしても不正確になってしまいます。特に曲線は歪みやすくディテールに納得がいかず多大な時間と労力を費やしてしまうことがあります。マークデザインに慣れていない方なら尚更です。

日本にはないので自分でマークデザインの教科書を作ってしまいました

マークデザインの教科書表紙&目次
マークデザインの教科書表紙&目次

ですが、そんな私でもマークのデザインを得意分野にすることができだのはこの方法を習得したからです。
日本国内ではあまりこの手のレクチャーは見かけません、ほとんど海外のマークデザイナーから学びました。
英語も分かりませんが同じイラストレーターというソフトを使っているので見れば何をしているかは分かります。
日本にはないので自分でテキストを作ってしまいました。
「センスが無くてもOK!」
「絵が描けなくてもOK!」
「基本操作出来ればOK!」
もちろんセンスや絵心があるに越したことはありませんが、なくても問題ありません。

センスも絵心も必要ない

マークデザイン50種
マークデザイン50種

マークデザインの教科書にはオブジェクトのサイズや変形の際の数値も記載しましたので、完璧な図形を作り上げることができます。トレースの際に曲線が歪んでしまうというストレスもありません。
元の図形のサイズが違うと、アピアランスなどで変形をするときの数値を自分で模索しなければなりませんが、このテキストには元の図形のサイズも変形の際の数値も全部記載しているので、完全に同じように作ることができます。

マークデザインを自分のものに

マークデザインの教科書詳細
マークデザインの教科書詳細

また、メソッドを学ぶと積み重ねた学習の成果によって作図能力が格段に上がります。街で見かけるマークやシンボルなど元の図形をどのように編集したか、どのように構成されているか推測できるようになります。このようなこことがある程度わかっていないと、元々絵心がないタイプの人がいきなりマークをデザインすることはかなり難しい作業となってしまいます。このAdobe Illustrator マークデザインの教科書一冊でで50種類のマークデザインの基本・応用を学び、「確実・簡単・きれい」「超効率的に」マークデザインの方法を自分のものにしましょう。
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