自由にテキストを変更できる中まどの作り方

自由にテキストを変更できる中まどの作り方

タイトルや見出しなどで図形×文字で中まどのデザインをするとき、どのような方法で作成しますか?色々なやり方がありますが、私は「アピアランス(効果)でパスファインダー>中まど」をおすすめします。

他のやり方より多くのメリットがあります。
今回はそのメリットと作成方法を紹介します。

自由にテキスを変更できる

図形×文字の中まどを作るときにパッと思い浮かぶ方法は、文字のアウトライン>パスファインダー>中まど。
という人が多いと思います。
それでも良いのですが、修正が入った時に場合によっては最初から作り直さなければなりません。
ですが「アピアランス(効果)でパスファインダー>中まど」で作っておけば移動も、書体変更も、色の変更OK!簡単に修正ができます。そのほかにも様々な効果を加えることができます。
それこそがメリットです。

アウトラインにしていないので 文字を自由に移動できる

ちなみに、文字だけでなく図形×図形も同様にアピアランス(効果)で作成しておけば、修正や変更などが楽々です。

アピアランス(効果)でパスファインダー>中まど
アピアランスは難しそうというイメージがあるかもしれませんが、コツさえつかめば容易に編集できます。

具体的な作成方法

それでは、具体的な作成方法です。
1、図形と文字をそれぞれ作ります。(文字色を仕上がりにしたい色にしておく)
※上のオブジェクト(文字に使っている色)で、中まどオブジェクトが作成されます。
2、図形の上に文字を配置します(図形に文字が隠れないように注意)
3、図形と文字をグループ化
4、アピアランスパネルで「グループ」を選択して、新規効果(fx)を追加をクリック。
5、「パスファインダー>中まど」を選択
以上です。
※グループ化して、「効果」メニューからパスファインダー>中まど。でもOKです。

アピアランス(効果)でパスファインダー>中まどアピアランス(効果)でパスファインダー>中まどこの方法で作成すれば、後から様々な編集が可能です。

書体も色も変更OK、移動しても崩れない

アピアランスで作成したオブジェクトは文字の移動をしても図形と重なっている箇所は中まどが維持されます。
さらに、色の変更はもちろん、書体も変更することができます。

移動もOK! 書体変更OK! 色の変更OK!

「選択ツール」で選択するとオブジェクト全体が選択されるので、文字の移動などしたいときは「ダイレクト選択ツール」に切り替えて、文字を選択して移動や変更をしてください。

先ずはアピアランスを身体で覚える

「どうしてこうなるのかわからない」と言う人も少なくないかもしれません。
しかし最初は理屈がわからなくても大丈夫です。
私もよくわかっていません笑。
先ずは手順を覚えて必要なときに使えるようにしておきましょう。
他のアピアランスなども使っていくうちに、コツがつかめてきます。